明方ハムを製造している、JAめぐみの加工事業所(郡上市八幡町)が、平成24年8月9日に厚生労働大臣が認可する、 「総合衛生管理製造過程による、食品の製造又は加工の承認書」を受けました。
認可を受けるための審査基準は厳しく、総合的な衛生管理に取り組み、安全、安心な製品を製造している証といえます。
今回取得したのは、平成7年に創設された厚生労働大臣による承認制度で、HACCP(ハサップ)手法の概念を取り入れることなどが要件になっています。
HACCPとは、食品の原料の受け入れから製造、出荷までのすべての工程において、危害の発生を防止するための重要ポイントを継続的に監視、記録する衛生管理手法です。
原材料受け入れ時の検査や調味料の調合比率、充填時の温度と量、密封性、熱処理の温度、時間を連続的に監視、冷却時の水質や包装等、それぞれの確認と記録を取るというもので、 現場では、作業工程ごとに区分けを行い、外部からの異物が入らないよう徹底するなどの対応が必要です。
食肉製品のほか乳製品、清涼飲料水など6品目があり、食肉製品では全国で、63施設が認可を受けています(平成24年8月24日現在)。
めぐみの農業協同組合 加工事業所のプレスハムは、昭和28年創業以来国産のフレッシュな豚モモ肉だけを使用し、独特な味を守り続け、保存料、着色料を使用せず安心で安全な製品を提供して来ました。
伝統ある製法を遵守し、安全で高品質な商品の提供に努めます。
上記の目標を達成するために、教育訓練、部門別レビュー、ISO委員会、内部監査を計画的に実施し、評価、改善或いは品質管理システムの見直しを継続的に実施する。