これが明方ハム

昭和28年から、愛され続けてきた昔ながらのプレスハム

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日本独自の製法で、寄せハムとも呼ばれるプレスハムは、肉塊を少量のつなぎと混ぜ合わせてケーシングに詰めて作ります。
今でこそロースハムやボンレスハムが主流となっていますが、昭和40年頃までは、日本ではこのプレスハムが一般的でした。
プレスハムの中でも肉塊の割合が90%以上でかつ豚肉100%のプレスハムのことを特級プレスハムと呼びます。プレスハムは、単純な製法だからこそ、肉の質に大幅に左右されます。「明方ハム」は国産の豚もも肉を使用。 手間ひまを惜しまない手づくり製法で、昔ながらの味を守り続けています。スライスしてフレッシュな味をそのままに、調理してさらにジューシーに。 素朴なハムの味は奥美濃の自然と人情が育んだ心温まる味です。

プレスハムとは?

みなさんは「プレスハム」と聞いてどんなイメージを浮かべますか? 辞書を引くと「豚やそのほかの肉をあわせておし固めたハム」とあります。 食肉ブロックを作る際に余った肉を使用したり、豚肉以外(牛肉、馬肉など)を使用することもあるため、「プレスハム=寄せ集めのハム」というイメージを持たれている人も多いかもしれません。 しかし、明方ハムに使用しているのは、国産の豚もも肉です。 品質や表示に関する基準となるJAS規格(日本農林規格)によると、プレスハムの規格は以下の3種類。

肉塊含有率
特級 上級 標準
90%以上であること 90%以上かつ豚肉が50%以上であること 85%以上であること

肉塊の割合が90%以上でかつ豚肉だけのものを特級プレスハムと呼びます。明方ハムに使用しているのは、国産の豚もも肉!
これを見ても明方ハムの材料に対するこだわりがお分かりいただけると思います。

明方ハムはここを使っています!
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「明方ハム」は豚肉の中でも「もも」という部位を使用しています。もも肉の特徴は、脂身が少なく赤身が多いこと。 ほとんどの料理に向き、とんかつやしょうが焼き、炒め物にも使用されます。 また、良質のタンパク質やビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンを多く含んでいることも大きな特徴です。 タンパク質は私たちの体(皮膚、毛髪、骨、筋肉、血液など)を作るために欠かせない栄養素! 豚肉に含まれるタンパク質は、必須アミノ酸をバランスよく豊富に含み、吸収効率にも優れているので、効率的に摂取することができます。 また、ほかの食肉と比べてビタミンB1が数倍も含まれており、豚肉100gを食べるだけで、1日の必要量を満たすことができると言われています。 しかも加熱しても壊れにくく、体内での吸収効率に優れています。
ビタミンB1
ビタミンB1には糖質を分解し、エネルギーに換える働きがあります。 筋肉に溜まっていく疲労物質、乳酸を取り除く働きもあるので、夏バテにもとても効果的! また、糖質の代謝や神経の働きに関係しているため、イライラを防ぎ疲労回復に効果があります。
ビタミンB2
糖質や脂質の代謝に重要な働きをするビタミンB2は、美容のビタミンともいわれ、細胞の再生を助け、粘膜を健康に保ちます。女性にとっては嬉しい効果ですよね。

アレルギーについて

特定原材料(省令で定められたもの)7品目

えび、かに、卵、乳、小麦、そば、落花生

特定原材料に準ずるもの(通知で定められたもの)20品目

あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、

上記したものが特定原材料とそれに準ずるものです。
明方ハムで製造しているハム類は、上記の中豚肉しか使用していません。
醤油フランクと焼豚にかんしては醤油を使用しているためその原料となる大豆と小麦と豚肉を使用しています。

添加物について

ハム、ソーセージに必要最低限の食品添加物を使用しています。

調味料(アミノ酸)
味を調えるため
結着剤としてのリン酸塩
使用しないと肉が結着しない(くっつかない)
亜硝酸塩Na
色素固定と細菌抑制のため

保存料・着色料・酸化防止剤、増量剤は使用していません。
亜硝酸塩Naに関しては発色目的ではありませんが厚生労働省の食品衛生法の表示基準に基づき発色剤と表記しています。

いずれも法律の基準を下回る極微量しか使用していません。
各商品紹介ページにも食品添加物について明記されています。

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